12/31~1/1 除夜会~元旦会のご案内

正月や冥土の旅の一里塚  めでたくもあり めでたくもなし

年を送るにあたり、仏願に照らされた1年を内省します。蔭で支えてくれた人やものに気付く智慧をいただき、感謝の念を鐘音にあらわしましょう。そして二度と来ない令和5年を迎え、南無阿弥陀仏の大慈大悲に目覚め、悔いのない大切な命を精一杯生きさせていただきましょう。

 

 

亀山本徳寺の除夜から元旦にかけての行事

鐘楼台での作法

鐘楼堂で讃仏偈のお勤めをしてから鐘突が始まります。梵鐘には南無阿弥陀仏の名号と響流十方が刻まれ、仏の願力が一切の衆生を目覚めさせんとして鐘の音が隈無く響き渡ることを意味しています。

真宗寺院の鐘突は、古い歳神を追い出し、新しい福の神を呼び入れるものではありません。外在の神をもって我が願いを祈るのではなく、内在の仏に出会って、我が一年の反省をし、あらゆる仏縁に感謝し、来年の新たな志を自念するのが慣わしです。

行事は中止しませんが、コロナ感染予防のため、ご高齢の方はできるだけご遠慮ください。

 

本堂での勤行作法

鐘突が終われば、本堂に入って、年始めの晨朝勤行に参加します。親鸞聖人の書かれた念仏正信偈を読誦し、和讃を頂きます。この作法は、真宗の門徒が長く続けてきた文化です。後は、年頭の法話があり、みんなでお屠蘇を頂いて行事が終わりますが、今年はコロナ禍の為甘酒もお屠蘇も中止いたします。

 

亀山本徳寺除夜・鐘突の実施要領

鐘突は下記のスケジュールで行います。コロナ感染防止の為、マスクを着用し、アルコール消毒してください。特にご高齢の方はお控え下さい。本堂での甘酒とお屠蘇の振る舞いは中止にさせて頂きます。

①午後 11 時00 分 茶所で整理券配布
②午後 11 時20 分 (事前説明)
③午後 11 時30 分 鐘楼台で勤行
④午後 11 時45 分 鐘突開始
⑤午前 00 時00 分 本堂で元旦会勤行
⑥午前 00 時30 分 本堂で法話

  • 寺院関係者の方から先に突いていただきます。
  • 一般の方は整理券の番号の順にお並び下さい。
    鐘楼台階段での順番待ちは安全上禁止させていただきます。
    人と人の間隔を十分にお取り下さい。
  • 先の方が鐘楼台から降りてからお上がり下さい。
  • 鐘打する前に整理券を渡しお焼香(一回のみ)してください。
    ご本尊は梵鍾正面刻印の南無阿弥陀仏です。
    鐘打は今までどおりお一人様一回になります。
    近年、鐘木が新調され強い打力を必要としません。
  • 鐘打する時の力はいつもの半分程度にして下さい。
    力一杯打つと音が割れ、梵鍾を破壊する恐れがあります。
  • 鐘打後は一礼して石階段に注意して降りてください。
  • 本堂でご参拝・お焼香をしてください。
    鐘突の後、本堂での元旦会にご参加ください。

なお、1月13 日から15 日まで御正忌報恩講が勤まりますので御参拝ください。

以上、ご協力いただけますようお願い致します。

亀山本徳寺寺務所/TEL 079-235-0242

 

 

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