浄土真宗本願寺派(西本願寺派)

到彼岸に想う

彼岸は、墓参りをして先祖を供養することが日本の麗しい光景である。しかし、その本意を知るものは少ない。

彼岸は正しくは「到彼岸」、つまり此の岸から彼の岸に「私」が到ると言うことである。娑婆の一面識から言うとこの世からあの世である。ご先祖様はあっちに行ったけど私はまだこっちにいる。いずれは私も逝くけどまだ早い。いつまでもこの世に未練がある。苦楽に翻弄され生死の迷いの海から出ようとしない存在、それが「私」である。

仏の教えに照らしてみると此岸は欲界と言う娑婆濁世、彼岸は仏が示す浄土の悟りである。その間には途方もなく越えがたい「私」という壁がある。仏教はこの壁を問題にする。

真宗では先に他界した者を先達と言う。自分よりも先に行ったからだ。人は仲間と言う社会をり、互いの様子をうかがいながら自らの行動を決して行く。身体を滅して行くときには、その様子を先達に聞くしかない。しかし、先祖先達はもう居ない。だから、仏に聞くしかないと言うことになる。これが彼岸の仏事を勤める本意である。

今年も三月に彼岸会が勤まる。先祖の供養を縁にして、「私」の命のありようとその行く末を仏さまの智慧を載いて訪ねてみよう。

お知らせ

2019春彼岸会 

春彼岸会ご案内  3/20~3/22 煩悩に覆われた娑婆世界の真っ只中で、終生、問題とされ、 目覚めてほしいと願われている仏に出会うこと…生死を越えていく私を 発見することができるかもしれない。 何よりも、この仏縁を慶ばれた方に親鸞聖人がおられる。 本徳寺有縁の皆様方に、お彼岸会のご案内を申し上げます。

2019年 新年のご挨拶

年頭敬白 新年を迎え、有縁の皆様におかれましては、すこやかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。旧年中は、常々、皆様のお蔭を頂き諸行事をはじめ寺務を修業させて頂きました。心から感謝申し上げる次第でございます。 昨年 …

御正忌報恩講 ご案内

拝啓 慈光照護の下 皆様にはいよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて 来る1月13日より16日まで聖人の御正忌を勤めさせて載きます。人の一生は娑婆での修行。娑婆の迷い から浄土のさとりへ、仏様の智慧の世 界から命 …

2019 除夜会・元旦会

12/31~1/1  除夜会~元旦会 亀山本徳寺の除夜から元旦にかけての行事 <鐘楼台での作法> 鐘楼堂で讃仏偈のお勤めをしてから鐘突が始まります。梵鐘には南無阿弥陀仏の名号と響流十方が刻まれ、仏の願力が一切 …

麗姫会報恩講並びに物故者追弔法要

『得至蓮華蔵世界 即証真如法性身』   人はどこから来て何処へ行くのか? 我々が抱える最大のテーマである。 「蓮華蔵世界」は、もとは華厳経に説かれている浄土であるが、 親鸞聖人は『阿弥陀経』に説かれる阿弥陀仏が …

過去のイベントギャラリーへ

亀山本徳寺で行われた様々な催しの樣子をご覧いただけます。

蝋燭能、音楽祭、映画ロケ、モダンダンス、書道展など、本徳寺ならではの空間を生かし多岐にわたる表現の場を提供しております。

旧ホームページはこちら

 

 

PAGETOP
Copyright © 亀山御坊本徳寺 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.