このたび、姫路市国際文化交流財団の刊文化誌バンカルにて亀山本徳寺の特集が組まれ冬号として発刊されました。本徳寺の歴史的展開の独自の考察と建造物の文化財としての価値を中心にそれぞれの専門家が執筆しております。住職も「英賀御堂と亀山本徳寺」で持論を書かせて頂きました。その他、神戸新聞記者の取材による現代の本徳寺の様子が掲載されております。播州の真宗や亀山本徳寺についてご興味のある方は、是非一読されて、歴史と共に現在の本徳寺の実情をご理解いただければ幸いです。

書店やネットは勿論、本徳寺寺務所でも取り扱いがありますので、来訪時お求めの方は、寺務所までお尋ねください。御懇志650円からお渡しになります。

 

〈特集内容〉

・グラビア 亀山本徳寺の建築・寺宝・・・
・英賀御堂と亀山本徳寺(大谷昭仁)
・「お東」から「お西」へ 亀山本徳寺と池田輝政(中元孝迪)
・真宗の播磨進出と英賀門徒(小栗栖健治)
・播磨の念仏道場 亀山本徳寺を訪ねて
・新選組と亀山本徳寺
・亀山本徳寺本堂から見る 浄土真宗本堂建築の形式(田中康弘)
・亀山本徳寺の指定文化財(建築物)その特徴と指定理由(福田剛史)
・亀山本徳寺の建造物 文化財指定と維持・修復の軌跡(大谷昭仁)
・大広間格天井画 閨秀画家による細密な花曼茶羅
・ロケ地としての亀山本徳寺の魅力(森 智子)
・五木寛之氏が見た亀山本徳寺『百寺巡礼』をひもとく
・亀山本徳寺のルーツ 英賀を歩く
・江戸中期の墓石が点在する 西山廟所を訪ねて
・歴史街道だった 飾磨街道と銀の馬車道(澤木正幸)
・「坊守」として生きる「集ってくださるみなさんと共に、この場所を守っていきたい」
・「お晨朝」に集う人々「煩悩という名の錆びや、塵を洗い流すような時間」
・スケッチ探訪 播磨の真宗文化財 亀山本徳寺(伊藤太一)

2022年冬号 No.122【特集】亀山本徳寺 | 公益財団法人 姫路市文化国際交流財団 (himeji-culture.jp)より