浄土真宗本願寺派(西本願寺派)

命の本性

一生には多くの出会いがあります。しかし、別れのない出会いは一つもありません。親子も夫婦も兄弟も知友も必ず別れをもって終わります。このとき、断ちがたい恩愛の情にさらされて人は自らが何者であるかがわるものです。たしかに、「さよなら」だけが人生の見方を決定づけるものなのです。

「さよなら」は、今まで命を生きながら命に無知であった私が、共に生きた命との別れを通して始めて本当の命に触れることなのです。

仏様がこの命の本性に向かって思案をし、考えを巡らし、願いをかけ、合掌しておられることを知ったとき、愕然とせざるを得ません。ここから私の命の全貌を明らかにするお念仏の世界がはじまります。

「さよなら」とは仏縁です。私が仏願を拠り所にした新しい自分に巡り逢うことです。このような命の依って来たる由縁と行く末を自覚した自立的な生き方を菩提の道といいます。

PAGETOP
Copyright © 亀山御坊本徳寺 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.