浄土真宗本願寺派(西本願寺派)

本徳寺の四季折々

2 月の初旬、太鼓楼を背景に咲く紅梅

古い建物と植生は長い年月の間に見事な調和を遂げるものです。

寒梅は境内の各所に見られますが、この太鼓楼を背景にした咲きぶりは一幅の絵画を構成します。

太鼓楼は本徳寺の建造物の中でも一番古い建物です。一説に英賀から移築されたものとも言われています。

もともとは英賀寺内町にあった見張り台です。中世の当時は真宗寺院は外敵の脅威に常にさらされており、門徒

がこの太鼓楼で常時寺内から外周を巡視していたそうです。

 

 

 

 

4 月の初め、蓮如堂の前の桜が一斉に開花します

蓮如堂は中宗堂ともいいます。浄土真宗本願寺派で主に見られる仏堂です。本徳寺以外では吉崎御坊と山科別院にこのお堂があります。もとより蓮如上人は中世本願寺教団の創始者でありますが、蓮如上人の意向によって、本願寺教線の西の拠点として英賀に開かれた寺院が本徳寺です。その後、全国ネットの組織は、信長・秀吉によって解体され、江戸時代に徳川家康により本末・檀家制度の下に再構成されますが、その過程で教団の中核寺院に蓮如上人を顕彰するお堂が建立されたのです。

 

 

 

 

5 月の初旬、奥書院の庭に咲き始めたツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥書院は内道場に一番近い奥まった接客場です。報恩講のときには、ここでお接待や法宝物の展示が催されます。十三畳の空間は櫓が切られており茶道の研修に使われています。昔は、ここで能が演じられたそうです。その証拠に床下には音響効果を高めるための壺が埋められています。

 

 

 

 

初夏の候、本堂白州の芝地にノジギクの群生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初夏の候、新緑の息吹が境内にひろがります。ここに誰が植えたかノジギクの群生が咲き誇ります。数百種にのぼる境内の植生は四季折々に参詣者の目を楽しませてくれます。遠くに見える本堂は西本願寺から移築されてから150 年。新撰組の頓所としてメディアやロケで取り上げられ妙に有名になりました。

 

 

 

 

晩秋のころ、経堂を囲むよう銀杏と漆の紅葉が映える

お経堂は江戸中期1726 年に建立されました。基壇上に建つもこし付きの方三間のお堂で、内部に八角輪蔵を持つ完全な唐様の経堂です。輪蔵は中央の柱を回転軸にして周り書架になっており、そこに黄檗版一切経が収蔵されています。一切経とは大乗仏教の三蔵、経・律・論6956 巻を言います。浄土三部経もその中に納められています。その他天文・人文・医薬・人道などにも及び仏教の百科辞典に相当します。普段は開くことはありませんが、本山同様、真宗御坊の七堂伽藍の重要な建造物です。

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